シマノ トラウトライズ  軽量・高感度

エリアフィッシング

釣具マニアです。

関東最大のエリアでの出来事である。

先輩であるK氏ですが
本日はポンド中央部に5グラムのスプーンにぶち込み
竿抜けポイント攻略という計画です。

それで
持ち出してきたのがウルトラライトアクションのトラウトロッド。

「ウォリャ~~」
5gスプーンが低弾道でポンド最奥部の中央に飛んでいきます。

ビシッ!
「フィッシュ!!」

リールのドラグが勢いよく鳴り出し
キャッチしたのはデップリと太った50弱のドナルドソン

「釣具マニア~5グラムのスプーンにトラウトライズ最高!
5グラムのスプーンが力入れなくてもぶっ飛んでくぜ!」

「・・・」

「新しくなった トラウトライズのブランクスがメッチャ進化してるぜ」

「随分とテンションが上がってるじゃないですか・・・」

「去年新しくなったトラウトライズ
安いのに感度が良いと売り切れ続出だったんだぜ!」

「ほう ほう」

「今年になってやっと手に入れたんだ、やったね!
ルアーがぶっ飛んでいくしなにしろ感度いい!

13トラウトライズに比べて20%軽量化したブランクスだぜ
明らかにロッドのグレードは上がっているのに、この安さ」

「ふむ、ふむ」

「だから、5gのルアーの重いスプーンをポンド中央にブチ込むパワーもある」

「なるほど、そういえばカーボン含有率も
メチャクチャ高くなったみたいじゃないですか!」

「だからさあ、ブランクに張りが出た分
キュウッとロッド動かすだけでジャストフッキングだぜ!!」

「何がジャストフッキングですか?」

「なんじゃい!文句あるのか?」

「軽いとか、感度とか、硬いというのは分かりましたが
トリブルフックを使っての
ジャストフッキングはないでしょう・・・」

「だってレギュレーションでNGになってないもん」

「あんた・・・大人なだろう?
道徳的な観点ではどうなんでしょうかね?
ルールに載っていない事はすべて好いのでしょうか?」

「しかしだよ、釣具マニア君
5gのスプーンだとトリブルフックにしないと
ジャンプ一発、首振りで直ぐにバレちゃうじゃないか!」

不満そうに唇を突きだして文句をいうK氏に
「結果の為に手段を選ばないのは漁以下ですよ
ましてスポーツフィッシングの世界で言わずもがな」
そこに横で釣りをしていたM氏が辛辣な事を言います。

「なんだと!」

「まあまあ・・・」
なだめに入ることに。

「まま、遊びなんですからそんなに尖がらなくても」

「しかしだな・・・」

「一応ルール上の禁止事項でもないんだし
目くじら立てなくても」

「しかし・・・」

「ここは楽しくやりましょうよ」

と収まりかけたのですが・・・。

耳の横に来てK氏歌いだした。
♪ボヤいてばっかりマン♪

「・・・あんたね~~」

「まま、Kさんも大人気ない」

「くくっ💢Kさん! 
いくら念願のトラウトライズがやっと手に入ったからといって
調子に乗らないでくださいよ」

「貴様! 人気のロッドが手に入った喜びを表しているのに邪魔をするつもりか!」
と始祖鳥のポーズ。

「・・・しかし、よくそんなエントリーモデルのエリアロッドごときで
喜ぶ事ができますね」

キッ!と 睨みつけるK氏
「釣れ釣れブランクス トラウトライズ  ビーム✨」

とロッドを振り回すK氏。

「わっ!!」

「いいから、このロッドで5gのスプーンを投げてみろ」
という事で、無理やりトラウトライズを握らされて使ってみることに・・・。

実際にこのロッドを持ってみると・・・

あれま?

と思ったりして・・・。

これがエントリークラスの感蝕か!と思ったりしました。

ためしに5gのスプーンをキャストしてみると

ブランクスは重さに負ける事なく反発して

ルアーがポンド中央までブッ飛んだ!



飛んだスプーンをボトムまで沈めてから

ボトムから巻き上げながら中層までもっていくと・・・

ルアーの動きが少し重くなったのが手元に伝わってきます。

まさか・・・

ルアーの動きにやや負荷掛かったような重い感触に

しばらくして・・・ズン!

トラウトが5gスプーンの※スリップストリームに入いる事まで分かるのか!
スプーンが引き起こす らせん状の水流がトラウトを吸引するように
引き寄せる効果を生むのだが、その感触が手元に重さとして伝わるのが分かるのだ。

驚愕の顔

釣れるロッドではないか」



「どうだ釣具マニア トラウトライズの実力は」

「えええっと・・・」

「釣具マニアさん」
と横からM君が・・・。

「僕はシマノのトラウトライズを買う事を決めました」

変わり身の早い奴である。

「ブランクス自体が変わるフルモデルチェンジで
前のモデルと比べて別物になりましたからね」

「でも 売きれ続出中の所が多いから
エリアシーズン真っ只中になると手に入らないみたいよ」

「・・・ (꒪꒪)

「残念だったね・・・」

出典 Amazon
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